嫌いな上司をこの世から消す前に、できること

職場の人間関係で悩んだこと、ありますか?


仕事のお悩みを聞くことはよくありますが、体感的に悩みの八割くらいは人間関係ではないでしょうか。どんな会社も組織も、人間の集まり。人間はすごく多様で複雑な生き物だから。

人間は自分だけであとは全員ヤギ、とかだったらまた違う悩みが生まれそうですけどね。書類を全部食べられてしまうとか。


さて。職場の人間関係で特にキツいのは「嫌な上司がいる」ということかもしれません。

あるデータによると、嫌いな上司がいる人はそうでない人に比べて、心筋梗塞になる確率が33%高いそうです。


嫌な上司は、揚げ物を毎日食べ続けるくらい身体に悪いということです。

しかも揚げ物なら食べる楽しみがあるけど、上司はそれもない。

この話を知人にしたら、

「ただただ酸化した油を飲み続けてるってことですね!」

と言っていましたが、そう考えるとますます悲惨な感じがしますね…。


そんな酸化した油みたいな上司がいてストレスがものすごい。

その問題を解決するために、どんな方法が考えられるでしょうか?


■上司の缶コーヒーに毒を仕込む

■暗殺者を雇う

■雷に打たれるよう祈る


特にすごく嫌な出来事があって上司を消したいくらい腹が立っている時は、そんな方法が思い浮かぶかもしれませんが、リスクが大きいので別の方法を考えてみましょう。


■別の部署に異動させてもらう

■転職する


大きな行動なので、実現するには時間がかかる。それよりも明日からすぐに変えられることを知りたい。

そう思いますよね。いつかじゃなくて、今すぐなんとかしたい。

そんなときは、


相手じゃなくて「自分」に焦点を当ててみる。


というのが、突破口になるのです。

これは対上司だけじゃなく、全ての人間関係に言えること。

コーチングでは、そこに焦点を当てる質問で視点を変えていきます。



上司本人じゃなくて、上司に対する「自分」の態度でストレスになっていることは何ですか?


この質問にひとつ、答えてみてほしいのです。

実は、相手の態度によるものより、相手に対する自分の態度がストレスの原因になっていることも多いんですよね。


ジャイアンにいじめられそうになったときに、のび太が自力でやっつけられていたらジャイアンなんてストレスにならないわけです。

上司に納得のいかないことを言われた時に、天井に向かって発砲して「うるせえ!お前の指図は受けねえ!」みたいな態度が取れるなら、それはストレスにならないわけです。


「自分」の態度で自分自身がストレスに感じていること。

それはもしかして、

■本当は納得いかないのに同意してしまった

■したくないのに愛想笑いをしてしまった

■自分の意見が言えなかった

ということかもしれません。


ひとつだけでも洗い出して、

明日からそれをどう変えられるか?

という思考にしてみる。

そして、そのひとつを行動に移すこと、それだけに意識を集中してみる。


そうしたら、真っ暗で出口がないと思えた洞窟に小さな穴が空いて、向こう側に違う景色がわずかに見えるんです。

そしたら、次はその小さな穴をどんどん広げていくことができるんです。

そうしたら、気づけば広くて明るい場所にいる自分に出会える未来があるんです。


過去と他人は変えられない、

未来と自分は変えられる


心理学者アドラーの言葉。


穴を空けて、風通しの良い場所へ早く行きたいときは

コーチングの体験セッション

をうけてみてくださいね。



0コメント

  • 1000 / 1000